イギリスで連日行われているブレグジット(EUから英国が抜けること)の反対デモに『ルポールのドラァグレース』の画像やフレーズが文字られた看板が多数作られています。
THERESA MAY = イギリスの大統領
「バンジーはセカンドチャンスが与えられた。なぜ僕らには(2回目の投票のチャンスが)ないの?」
incompetence=無能
ART13=めちゃくちゃ厳しいEU著作権指令。「コンテンツアップロードの責任をすべてプラットフォーム側に求める」ため、これによってyoutubeをはじめとするコンテンツの多くがブロックされる懸念がある。
ブレグジッドを推し進める大統領に国民は「ドラァグレース」のミームを用いて反対の声を挙げています
一方でメイ大統領は、過去に「UKチャリティドラァグミスコン」のドラァグクイーンに手紙を送ったそう。↓
「大統領はdragraceのファンなの?」という問いかけに対し
「正直ドラァグレースの視聴は追いついてはいないのだけど、BEN(ミスコンのファイナリスト)がSandsUKの大義による資金調達によって成功することを祈るわ」
「SandsUKに資金を調達するって言い忘れてた」と返答
それに対してアクアリアが非難のリプをしています。
「正直に言うと、サポートしてくれてありがとう。でもいらないわ。政策をまとめてから私たちのアートを楽しんで。おかしい(矛盾してる)」
「なんでもいいけどあなたはブレグジットを楽しんでるんだよね?いつもたくさんのドラァグクイーン達がチャリティー資金を調達してるからアライ(当事者ではないLGBTの支援者)に成りすますための馬鹿げた保守的な金はいらない。アライならブレクジッドはしない。」
「大人や権力者が子供をダシにすることはいつも怪しく、どんなに私のファンや私の信条がこの総理の政治的立場に反対してるか、この人は知らないのではと疑問に思います。ルーを含めたさっきのメンションは馬鹿げてます。」
テリーザ・メイ大統領は、「LGBT行動計画」などを打ち立てたり、同性婚を認める法案に尽力した人物らしいのですが、移民削減をチラつかせ、人と人を法的に分断させるブレグジッド政策を推進しておきながら、人と人を繋ごうとしているLGBTカルチャーを利用するなんて、ということでしょうか。
参考サイト