アメリカど初心者日記

テキサス、ドラァグレースとネットフリックス

『侍女の物語』シーズン1と日本アカデミー賞

激やばディストピア名ドラマこと『ハンドメイズテイル /侍女の物語シーズン1観終わりました。。

f:id:popunder:20190116004011j:image


1985年のマーガレット・アトウッドの小説『侍女の物語』を原作として製作された、2017年に始まるアメリカのテレビドラマシリーズである。Huluによる製作・配信。架空の第二次アメリカ内戦によって新たに成立した全体主義国家を舞台に、出生率が異常に低下して一部の女性が"侍女"と呼ばれ性と生殖の奉仕を強制される近未来のディストピアを描くー

 

 

このドラマがエミー賞gg賞を受賞した事実は大きなエンパワメントたりえるし、

白人至上主義の差別者が差別をテーマにしたあらゆる名画を楽しめないのと同じように、女性差別主義者も大作を楽しめない時代が来てることにワクワクします。

 

このドラマで幾度も繰り返される「under his eyes (御目の前で)」という言葉によって、いつの世も男性優位社会であると思い知らされます。

 

『オレンジイズニューブラック』のプッセイ役だったサミラワイリーが可愛くて仕方ない〜。

f:id:popunder:20190116020645j:image

 

女性が車を運転すること=反逆の象徴 とされるシーンが2回出てきますが、死ぬほど運転したくなります。


今日、日本アカデミー賞のノミネートが発表されましたが


女性の主体性に焦点が当てられ、格調高いメロドラマとしてカンヌ国際映画祭パルムドール(最優秀作品)候補になった映画寝ても覚めてもが一切ノミネートされないことからも、日本の映画界にはmetooムーブメントに始まる性差別に重きを置いていない様が看取され、暗澹たる気持ちになりました。

f:id:popunder:20190116004032j:image